左官職人のリアルな仕事風景:出張仕事の裏側に迫る!

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先日、約2週間の出張に行ってきました!


「お疲れさま!」


出張先の帰りに立ち寄ったコインランドリーで交わすこの一言が、

私たちにはうれしい時間です。

一日の現場仕事を終えた職人たちが、黙々と作業服を洗濯機に入れる。

疲れた表情も、どこか誇らしげ。


そんな背中を見ていると、現場のリアルを伝えたくなるのです。

というわけで、今回のコラムでは

リアルな現場の裏側に迫る!職人の出張仕事の雰囲気をお届けしたいと思います!



左官職人とは?

左官職人の役割と重要性

左官職人は、建設現場で非常に重要な役割を担っています。彼らの仕事は、ただ単に壁を塗ったり、モルタルを塗りつけたりするだけではありません。実際、彼らは建物の美観を保つための仕上げ作業を行い、構造物の耐久性や安全性を向上させる重要な部分を担当しています。左官職人なしでは、建物の内部や外部の仕上がりが著しく低下するでしょう。


左官の技術と道具

左官職人はさまざまな技術を駆使し、多くの道具を使います。例えば、コテやヘラ、刷毛など、さまざまな道具を使い分けることが求められます。これらの道具を使うことで、彼らは滑らかで美しい仕上がりを実現し、顧客の期待を超える作品を作り出すことができるのです。


仕事の流れ

左官職人の仕事は、計画から始まります。事前に打ち合わせを行い、施工方法や材料を決定します。その後、現場に赴き、実際の作業に取り掛かります。作業の過程では、常に高い注意力が求められ、細部にわたる仕上げが必要です。



出張の実態

左官職人は、住宅の内装から商業施設の外壁、さらには公共施設の仕上げまで、幅広いプロジェクトに携わります。住宅のリフォームや新築工事など、様々な依頼がありますので、多様な技術を活かすことができる機会が多くあります。


そのため、時には遠方の現場に出張することもあります。出張は仕事の一部であり、現地の状況や条件に応じて柔軟に対応する力が求められます。


桑路建塗では、遠方からのお仕事のご依頼をいただく機会が増え、仕事の幅がさらに広がっています。

最近は特に、床コンクリートの施工依頼を多くいただくようになり、出張で現場へ伺う日々が続いています。

※施工の様子や床コンクリートの詳細は、ぜひこちらからご覧ください。




出張仕事の準備


計画と準備

出張先の仕事を成功させるためには、事前の計画が欠かせません。必要な材料や道具を事前にリストアップし、現地に持参する必要があります。また、出張先の気候や現地の状況も調査し、予想される問題に対処できる準備をすることが大切です。


移動の手配

出張の場合、移動手段の手配も重要です。公共交通機関を利用する場合や、車で移動する場合、それぞれに最適なプランを立てる必要があります。特に遠方の場合は、移動時間を考慮し、効率的に現場に到着することが求められます。


現場の下調べ

現地に到着する前に、可能であれば現場の下調べを行うことが理想です。建物の構造や周囲の環境を理解することで、作業効率が大幅に向上します。また、事前にチームメンバーとのコミュニケーションを図ることで、スムーズな作業が実現します。


安全対策の確認

出張先での作業は、安全が最優先です。安全装備を持参し、現場での危険要因を事前に確認することが重要です。また、チーム全体で安全についての意識を高め、事故を未然に防ぐことが求められます。


心構え

出張仕事に臨む際は、心の準備も大切です。新しい環境や条件に適応するためには、柔軟な考え方が必要です。変化を楽しむ気持ちを持つことで、良い結果を生むことができるでしょう。



リアルな仕事風景

現場の雰囲気


左官職人の仕事現場は、活気に満ちています。

職人たちは、それぞれの技術と経験を活かしながら、声を掛け合い、確認を繰り返しながら作業を進めています。

左官の仕事は、一見すると力仕事のように思われるかもしれません。

しかし実際には、安全管理と細かな確認作業の積み重ねが、仕上がりの美しさを支えている仕事です。

現場では常に気を引き締め、一つひとつの工程を確実に進めていくことが求められます。

その中で職人同士がタイミングを合わせ、時に笑顔も交わしながら息を合わせて進めていく姿は、「一つの現場を安全に、美しく仕上げる」という共通の目的に向かうチームの姿そのものです。


作業の細部

左官の仕事は、細部にこだわることが非常に重要です。たとえば、壁の仕上げや床のレベル調整など、微細な部分に目を向けることで、全体の仕上がりが大きく変わります。職人たちは、そんな細かい部分を気にしながら、常に最高の結果を求めて努力しています。


チームワークの重要性

現場では、チームワークが不可欠です。左官職人は単独で作業することもありますが、多くの場合、他の職人や業者と協力して作業を進めます。お互いに助け合い、意見を交換しながら作業を進めていく姿勢が、プロジェクトの成功に繋がります。お互いの役割を理解し、協力することで、より良い結果を得られるのです。

チームワークは成功の鍵であり、コミュニケーションがしっかりと取れたチームは、スムーズな作業を行うことができます。



桑路建塗ではOJT制度を取り入れ、現場での実践を通じて新人の育成を行っています。


左官の仕事は、教科書だけでは学べないことがたくさんあります。

出張先の現場でも、新入社員は先輩職人と一緒に現場に立ち、道具の使い方や安全確認、効率的な作業の流れを、実際の空気の中で学び取っていきます。


遠方の現場となると、初めての場所や環境に戸惑うこともあるかもしれません。

しかし、必ず経験豊富な先輩職人がそばにおり、作業を見守りながら、その場で必要なことを一つひとつ教えています。


「大丈夫、わからないことがあればすぐに聞ける」

「もし何かあっても、すぐに先輩がフォローしてくれる」

そんな安心感があるからこそ、職人として成長していく過程を現場で積み重ねることができます。


▶︎新入社員の1日の様子は、こちらより


完成の瞬間

作業が終了した瞬間は、左官職人にとって特別な時間です。全ての努力が形になった結果を目の当たりにし、顧客の反応を待つ心地よい緊張感が漂います。この瞬間こそが、彼らの仕事のやりがいを実感する瞬間なのです。

また、毎回新しい現場で新しい挑戦が待っているため、成長や達成感を感じることができるのも、この職業の魅力です。



出張仕事のメリット

1,新たなスキルを習得できる

出張の最大の利点の一つは、新しいスキルや技術を学ぶことができる点です。

たとえば、特定の地域で使われる伝統的な技術や最新の建材を学ぶ機会が増えるほか、異なる地域の職人たちと協力して作業を進める中で他の専門家から多くの知見を得ることができ、人脈が広がることも大きなメリットです。

これは将来的にあなた自身の技術を高める大きな助けとなるでしょう。



2,新しい環境での刺激

出張では、普段とは異なる環境で作業をすることになります。

新しい景色や文化に触れることで仕事に良い刺激を受け、モチベーションが上がることもあります。

また、異なる地域の建築様式やデザインに触れることで、感性や創造性が広がるきっかけにもなります。

仲間と共に出張先での作業を重ねることは、チームの絆を深める機会にもなり、協力しながら仕事を進める中で信頼関係がより強く築かれます。



3,自己成長の機会

出張仕事は、職人としてだけでなく人間としても成長する機会を与えてくれます。

新しい環境でのコミュニケーション、プロジェクト管理、問題解決能力が求められるため、これらのスキルも自然と向上します。


また、出張先でさまざまな人々と関わり、異なる価値観や考え方に触れることで視野が広がり、自分自身の成長にもつながります。

こうした経験の積み重ねは、これからの仕事にも大きな力となるはずです。


4,職人同士の絆が深まる

出張仕事では、朝から晩まで同じ現場で汗を流し、ともに課題を乗り越える時間が続きます。

移動の車内での何気ない会話や休憩中の笑顔、現場帰りに見た富士山の景色、頑張った日の晩ご飯でのひととき。

こうした時間が、職人同士の距離をぐっと縮めてくれます。


現場での厳しさや緊張感を共有しながら、互いに声を掛け合い、安全に気を配りながら進める毎日。

仕事が終われば笑顔で労い合い、一緒にご飯を囲みながら今日の仕事を振り返る。

その積み重ねが、言葉にしなくても通じ合える信頼関係を育みます。


これまで出張にはたくさん行ってきましたが、みんな結構楽しんでくれているように感じます。

常に一緒だからこそ、朝夕の食事や宿泊先での何気ない会話からコミュニケーションが生まれ、仲間と過ごす時間がうれしいようです。


仕事は大変なこともありますが、やりきったときに味わえる達成感は格別です。

やっぱり人は、こうして仲間と苦楽を共にしながら成長していくのだと感じていますし、だからこそ出張仕事は楽しいのかもしれません。

「一緒に現場を仕上げる仲間がいるから頑張れる。」

それが、桑路建塗の出張仕事の大きな魅力のひとつです。




出張経験の多い職人にインタビュー!

▶︎インタビュー記事はこちらから


遠方での出張仕事は、普段とは異なる地域や環境の中で施工を行うため、現場ごとに新たな学びや気づきがあります。

地域ごとの風土や建物の特性を感じ取り、その場に合わせた最適な施工方法を考え、実践することは職人としての視野を広げる大切な経験です。


また、出張先での経験は人脈を広げ、職人同士の絆を深める貴重な時間でもあります。

仲間と協力しながら一つひとつの現場を仕上げていく過程には、大きなやりがいや喜びがあります。


こうした積み重ねが確かな技術と信頼につながり、より良い施工を生み出していくのだと私たちは考えています。


これからも桑路建塗は、一つひとつの現場を大切にしながら、地域に根差した仕事を続けてまいります。



桑路建塗株式会社では、

一緒に未来を築く仲間を募集しています!


創業から100年以上。

伝統の技術を守りながら、時代に合わせて常に進化し続けてきた会社です。

熟練の職人が多数在籍し、技術の継承と人づくりに力を入れています。


・資格取得のサポートあり

・経験豊富な先輩がしっかり指導

・未経験からでも丁寧に学べる環境あり


現場での経験を積み重ね、仲間と共に成長できる環境です。


「AIでは代われない、“人の手”で未来をつくる仕事」というフィールドで、

あなたの想いと力を生かしてみませんか?



「ものづくりは、人づくり」でもあります。

私たちと一緒に、あなたのその「手」で未来を創りませんか?

技術を磨きながら過ごす充実した毎日が、あなた自身の未来をも創っていくはずです。

そして、何より左官の技術は、一生モノの財産です。



少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご応募ください!

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