皆さんこんにちは。
兵庫県神崎郡で建築現場における左官工事全般を手掛けている桑路建塗株式会社です。
弊社は1923年に創業し、当初は、左官工事を中心に事業を展開していました。
その後、コンクリート工事や研磨工事にも進出し、現在は三刀流で事業を展開しています。
滅多に現場を見ることのできないコンクリート工事ですが、どのような施工を行っているか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、コンクリート工事をメインに事業内容を説明しつつ、桑路建塗の取り組みについても少しご紹介します!
コンクリート工事とは?
コンクリート工事とは、コンクリートを用いて行う工事の総称です。基礎工事や打設工事、仕上げ工事など、さまざまな種類があります。
コンクリートの基礎知識
コンクリートは、セメント、砂、水、骨材を混合して作られる建築材料です。セメントは、砂や水と混合することで硬化し、骨材を固め込む役割を果たします。砂は、コンクリートの強度と耐久性を高める役割を果たします。水は、セメントと砂を混合して練り上げる役割を果たします。骨材は、コンクリートの体積を増やし、強度を高める役割を果たします。
コンクリートの種類は、骨材の大きさによって大きく分けて、3つに分けられます。
・粗骨材コンクリート
・中骨材コンクリート
・細骨材コンクリート
粗骨材コンクリートは、砂利や砕石などの粗骨材を多く含むコンクリートです。強度や耐久性に優れていますが、施工性や耐寒性はやや劣ります。中骨材コンクリートは、砂利や砕石などの中骨材を多く含むコンクリートです。粗骨材コンクリートよりも施工性や耐寒性に優れています。細骨材コンクリートは、砂などの細骨材を多く含むコンクリートです。施工性がよく、耐寒性にも優れています。
コンクリートの施工は、まず型枠を組み立て、その中にコンクリートを流し込みます。コンクリートを流し込んだ後は、振動棒などでコンクリートを均一にならします。コンクリートが硬化したら、型枠を外して完成です。
コンクリート工事の種類
コンクリート工事の種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
・基礎工事
・打設工事
・仕上げ工事
基礎工事は、建物や構造物を支える基礎部分を築く工事です。コンクリート基礎、鉄筋コンクリート基礎、杭基礎など、さまざまな種類があります。
打設工事は、コンクリートを流し込む工事です。基礎工事、構造物工事、舗装工事など、さまざまな場所で行われ、コンクリート工事の中で最も一般的な工事です。
仕上げ工事は、コンクリートの表面を仕上げる工事です。打設工事でできたコンクリートの表面は、凸凹や欠け目などがあるため、仕上げ工事によって滑らかで美しい表面に仕上げます。
研磨工事とは?
研磨工事とは、コンクリートや石材などの表面を、研磨機を使って滑らかにしたり、光沢を出したりするための工事です。
研磨工事の目的
研磨工事の目的は、大きく分けて以下の3つです。
・美観の向上
研磨工事によって、コンクリートや石材の表面を滑らかにしたり、光沢を出したりすることで、美観を向上させることができます。
・耐久性の向上
研磨工事によって、コンクリートや石材の表面を滑らかにすることで、汚れや傷がつきにくくなり、耐久性が向上します。
・安全性の向上
研磨工事によって、コンクリートや石材の表面を滑らかにすることで、滑りにくくなり、安全性が向上します。
研磨工事の種類
研磨工事の種類は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
・粗研磨
粗研磨は、コンクリートや石材の表面の凸凹をなくすための工程です。粗い研磨材を用いて、表面をざらざらとした状態にします。
・中研磨
中研磨は、粗研磨で表面の凸凹をなくした後、表面を滑らかにするための工程です。中程度の研磨材を用いて、表面を滑らかで均一な状態にします。
・仕上げ研磨
仕上げ研磨は、中研磨で表面を滑らかにした後、光沢を出したり、特殊な模様を出したりするための工程です。細かい研磨材を用いて、鏡面のような光沢を出したり、模様を浮き出させたりします。
研磨工事の注意点
研磨工事を行う際には、以下の点に注意が必要です。
・研磨材の選定
研磨材の粒度や材質によって、仕上がりの状態が変わります。目的に合った研磨材を選定しましょう。
・研磨機の使用方法
研磨機の使用方法を誤ると、コンクリートや石材を傷つけたり、床レベルを悪くする可能性があります。取扱説明書をよく読んで、
正しい方法で使用しましょう。
・安全対策
研磨作業では、粉塵や飛散物が発生します。保護メガネやマスクなどの保護具を着用して、安全に作業しましょう。
研磨工事は、コンクリートや石材など表面の美観や耐久性、安全性を向上させるための工事です。研磨工事の種類や施工手順、注意点などを理解して、安全に作業を行いましょう。
左官工事!コンクリート工事!研磨工事!桑路建塗の三刀流!?
弊社では、上記で説明した工事の他に左官工事も行っております。
左官工事について簡単に説明すると、建物の床や壁などを、モルタル・プラスター・漆喰などの壁材を使って、コテで塗り固める工事です。主に壁や床などの土台を造る「下地造り」と、内装や外壁の表面を塗る「仕上げ塗り」で分類されています。丁寧な手作業を必要とする、日本の伝統工法です。
壁、床、柱を全て施工し、美しく仕上げる所まで一貫してできる桑路建塗だからこそ三刀流なのです。
中でも桑路建塗が力を入れている研磨工事では、スウェーデンの研磨機メーカーHTC社の研磨機「DURATEQシリーズ」を使用して、HTCスーパーフロアシステムを採用しております。
HTCスーパーフロアーとは?
スウェーデンにある業界で世界No.1研磨メーカー「HTC社」の研磨機で、普通のコンクリートを大理石のように輝かせる事はもちろん、好みに合わせてマット名仕上がりから高光沢を際立たせる事も可能です。それによって床の平滑度が上がったり、タイヤ痕が付かないなど様々なメリットがあります。
従来、建物床に用いられる仕上げといえば、塗り床、張り床といった仕上げが一般的でしたが、手間やコストがかかる上に日々のメンテナンスを必要とするものでした。
「HTCスーパーフロアー」はそのような手間を必要とせず、磨くだけで美しい仕上げを可能としています。
他の研磨機と違う点は集塵機を接続し使用することでクリーンな環境の施工を実現しています。また、電力消費は他の施工と比較して80%減少する上、溶剤も使わず、メンテナンスも要らない為、サスティナブルで環境にも優しい研磨機となっております。
実は一番やりたい、社会貢献!
・桑路建塗が行う社会貢献の背景,意義
桑路建塗が社会貢献をする背景・意義としては「ものづくり」が重要な部分を担ってます。
『ものづくり』の考え方として、『もの』=『建物』だけではないと思っています。
『もの』=『未来』、未来を創っていると言う想いで活動しており、ものづくりのプロとして、未来の為に今できること・やらなければいけない事をやっています。
また、建物が出来ていく達成感はもちろんですが、何らかの形で地球の環境問題に取り組める使命感と充実感は、桑路建塗でしか味わえません。
・若手職人の育成事業
桑路建塗では、若手職人の育成に力を入れており、ゆくゆくは一人前の職人として現場に出ています。
未経験の若手でも先輩職人が一から教えることにより、安心して成長できる環境が整っております。
建設業界の若手職人の不足はかなり深刻なものであり、長年言い続けられてきた問題です。若手職人の不足はすなわち技術の衰退。特に左官は日本の伝統工法であり、これからも継承しなければならないものです。
だからこそ桑路建塗は若手職人の育成に注力し、技術を継承し続ける事で日本の建設業界の課題解決へ貢献しております。
・ひょうご産業SDGs推進宣言企業に認定
兵庫県では、県内中小企業のSDGsへの取り組みを支援するため、「ひょうご産業SDGs推進宣言事業・認証事業」を実施しています。この事業は、SDGsの達成に向けて取り組む県内中小企業等の宣言内容を登録・集約し、広く社会に公表することにより、企業等の取り組みを支援するものです。
例えば建設業では、省エネ・省資源の施工技術の導入や、地域の自然環境の保全などの取り組みが行われています。
これらの取り組みは、SDGsの達成に貢献するだけでなく、企業の競争力強化や、地域の持続的な発展にもつながっています。
弊社はこの「ひょうご産業SDGs推進宣言企業」の認定を頂き、環境問題の解決に貢献しております。
まとめ
桑路建塗のコンクリート工事、研磨工事、左官工事は建物を美しく施工するためには欠かせません。環境問題の解決に貢献し、若手職人へ技術を継承、そして未来を創る。是非一度桑路建塗の施工を体験してみてください。
桑路建塗株式会社は一緒に働く仲間を募集しています。
創業から100年以上の歴史ある会社ですが、昔からの伝統工法も守りつつ、常にその時代にあった最新技術と品質向上に情熱を注いできました。
そして、職人のみなさんの成長を大切にし、技術の向上をサポートしています。技能の資格取得には積極的にバックアップし、経験豊かなメンバーがあなたの成長をサポートします。
また、未経験の方も心配ありません。私たちは熱意を重視し、未経験者でも丁寧に指導いたします。先輩の職人が基礎からじっくりと教えてくれますので、安心して取り組んでいただけます。
一緒に素晴らしい左官工事を実現しましょう!お気軽にご応募ください。
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