【脱炭素化】工場の床修繕を見直す!環境に優しい建築資材・工法としての「コンクリート研磨」

皆さん、こんにちは。兵庫県神崎郡を拠点に、地域密着で左官・コンクリート・床研磨工事を手掛けている桑路建塗株式会社です。


工場の脱炭素化(スコープ3削減)を進めるには、定期的な塗り替えによる産業廃棄物をなくすことが重要です。既存の床を活かし、廃棄物を出さない「コンクリート研磨」は、環境に優しい画期的な建築工法として注目されています。


この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。


まずは全体像から押さえていきましょう。

  • 工場の定期的な塗り床修繕は、大量の産業廃棄物とCO2を生む環境リスクである
  • 新しい建材を塗らずに既存の床を磨く「コンクリート研磨」は、廃棄物ゼロを実現する
  • 床のメンテナンスフリー化は、環境対策だけでなく現場の生産性向上やコスト削減にも直結する


目次

  1. 見落とされがちな工場の環境負荷!塗り床修繕と産業廃棄物の関係
  2. 新しい建材は不要?環境に優しい「既存床を活かす」アプローチ
  3. 環境に優しい工法「コンクリート研磨」がもたらす3つの効果
  4. 環境対策を成功させる!信頼できる施工パートナーの選び方
  5. よくある質問
  6. まとめ




■見落とされがちな工場の環境負荷!塗り床修繕と産業廃棄物の関係

多くの工場で当たり前に行われている「塗り床の定期的な修繕」は、実は大量の古い塗料を廃棄し、新たな資源を消費し続ける大きな環境リスクとなっています。

この見過ごされがちな問題が、企業の環境目標達成の足枷となっているのです。



・使い捨ての修繕ループが引き起こす問題

工場で広く採用されているエポキシ樹脂などの塗り床は、過酷な使用環境下では数年で塗装がめくれたり剥がれたりしてしまいます。

その修繕工事の際、古くなった塗膜は専用の機械で削り落とされ、すべて産業廃棄物(廃プラスチックなど)として処理されます。

そして、石油由来の新しい化学塗料を再び大量に消費して床を塗り直すのです。

工場を維持するためとはいえ、数年おきに大量のゴミを出し、新しい資源を使い捨てるこのサイクルは、持続可能な社会の実現を目指すSDGsの理念から大きく外れています。



・スコープ3(CO2排出量)削減の大きな壁

製造業にとって、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量(スコープ3)の削減は喫緊の課題です。

事業活動から出る廃棄物の処理過程や、新たに購入する塗料の製造・運搬過程(エンボディドカーボン)では、大量のCO2が排出されます。

つまり、塗り床の修繕を繰り返すたびに、企業が減らそうと努力しているスコープ3の数値を自ら押し上げてしまっているのです。

この構造的な問題を解決しない限り、工場の真の脱炭素化は進みません。




■新しい建材は不要?環境に優しい「既存床を活かす」アプローチ

無駄な消費と廃棄のサイクルから抜け出す解決策は、環境に優しい新しい建材を「塗る」のではなく、今あるコンクリート自体を「磨き上げる」技術です。

これにより、環境負荷を劇的に低減することができます。



・「塗らない」逆転の発想!床コンクリート研磨とは

コンクリート研磨は、傷んだ床の上に新しい樹脂を上塗りするのではなく、元からあるコンクリートの表面を専用の大型機械で削り、鏡のように滑らかになるまで磨き上げる工法です。

この過程で液体硬化剤を浸透させ、コンクリート自体の強度と密度を飛躍的に高めます。

表面に新しい素材(塗膜)を乗せるのではなく、素材そのものを強く美しく変化させるという、全く新しいアプローチです。



・将来の廃棄物を生み出さない持続可能性

この工法が環境に優しい最大の理由は、将来にわたって産業廃棄物をほとんど出さない点にあります。

一度緻密に磨き上げたコンクリートは、樹脂塗装のようにめくれたり剥がれたりすることがありません。

つまり、数年後に古くなった塗膜を削り取って捨てるという作業自体が必要なくなるのです。

有害な化学物質を含む塗料の消費を減らし、廃棄物ゼロへと近づけるこの工法は、地球環境配慮型の仕上げとして非常に高い評価を得ています。




■環境に優しい工法「コンクリート研磨」がもたらす3つの効果

この環境に優しい工法は、単なる社会貢献にとどまらず、現場の労働環境改善や企業の維持費削減といった実務的なメリットを同時にもたらします。

ここでは、企業にもたらされる具体的な3つの効果について解説します。



・ESG評価の向上とスコープ3の大幅削減

サステナビリティ報告書に記載できるような、本業と直結したSDGs事例が見つからず悩む環境担当者の方もいらっしゃるでしょう。

床の研磨工事による廃棄物削減と修繕ループの脱却は、自社のスコープ3削減に直接貢献する非常に強力な実績となります。

また、床の光沢によって照明の光が反射し工場内が明るくなるため、電気代(CO2)の削減効果も期待できます。

これらの具体的な数値データは、投資家や取引先からのESG評価を高める力強いメッセージとなります。



・粉塵の発生を抑えるクリーンな労働環境の実現

古くなった塗り床は、剥がれた塗膜が粉塵となって工場内に舞い上がりやすく、精密機器への悪影響や従業員の健康被害リスクが懸念されます。

しかし、鏡面状に磨き上げられたコンクリート床は非常に硬く緻密なため、タイヤで削られて粉塵が発生することがありません。

環境対策という大義名分だけでなく、従業員が健康で快適に働ける安全な労働環境を作り出すことができるのです。



・メンテナンスフリー化によるライフサイクルコスト削減

研磨仕上げの床は、タイヤ痕や油汚れがつきにくく、日々の掃除が驚くほど簡単になります。

さらに、数年おきの再塗装費や廃棄物処理費、そして何より修繕に伴う工場の稼働停止(ダウンタイム)という見えない損失がなくなります。

長寿命であるため、初期費用がかかっても長期的な維持管理費(ライフサイクルコスト)は大幅に削減され、経営にも大きなプラスをもたらします。

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■環境対策を成功させる!信頼できる施工パートナーの選び方

環境配慮型の床を長く持たせるには、表面を磨くだけでなく、コンクリートの「下地」から完璧に仕上げる専門業者の技術力と環境への姿勢が問われます。

ここでは、失敗しない業者選びのポイントをお伝えします。



・長寿命を支える左官職人の「見えない下地づくり」

研磨機をかけるだけの施工では、ひび割れや不陸(凹凸)が残ったままになり、すぐに床が劣化してしまうリスクがあります。

本当に長寿命で環境負荷の低い床を作るには、コンクリートのわずかな段差を見極め、平滑に補修する高度な左官技術が不可欠です。

表面の研磨だけでなく、見えない下地造りから一貫して自社で管理・施工できる業者を選ぶことが、一生モノの床を手に入れる絶対条件です。



・SDGsを共に推進できる実績ある企業を見極める

環境対策として床の改修を行う場合、単なる施工業者ではなく、自社の環境目標(SDGsや脱炭素化)に共感し、確かな実績を持つパートナーを選ぶことが重要です。

たとえば、「ひょうご産業SDGs認証企業」のように、環境配慮への意識が高く、公共施設や大型工場での施工実績を持つ企業であれば安心です。

信頼できるパートナーとの協業は、取り組み自体の説得力を社内外に証明することにもつながります。




■よくある質問


Q1:既存のコンクリート床がかなり劣化していますが、そのまま研磨できますか?

A:可能です。専用の機械で傷んだ表面を削り落とし、熟練の左官技術でひび割れや凹凸を平滑に補修した上で、研磨仕上げを行います。下地づくりが仕上がりの寿命を決めます。


Q2:研磨仕上げにすることで、照明の電気代(CO2)削減にもつながると聞きましたが本当ですか?

A:はい、期待できます。研磨によって大理石のような光沢を持たせることで光の反射率が高まり、工場内が明るくなるため、照明の電力を抑えやすくなり省エネ(CO2削減)に貢献します。


Q3:施工中は工場の稼働を長く止める必要がありますか?

A:研磨工事は塗料の乾燥時間が不要なため、施工直後からフォークリフト等の走行が可能です。区画を分けて施工することで、稼働停止リスクを最小限に抑えられます。




■まとめ

工場の脱炭素化やSDGs推進において、大量の廃棄物を生む「塗り床」を見直し、既存の床を活かす環境に優しい「コンクリート研磨」へ転換することは、極めて効果的で本業に直結したアプローチです。


桑路建塗株式会社は、兵庫県を中心に全国で左官・コンクリート・床研磨工事を手掛ける専門企業です。「ひょうご産業SDGs認証企業」として、環境配慮型のHTCスーパーフロアシステムを推進しています。創業100年以上の歴史で培った高度な左官技術により、見えない下地から徹底的にこだわり、廃棄物ゼロを目指す長寿命な床を提供します。


工場のサステナビリティ報告書に記載できる、本業に直結した環境対策の具体例をお探しですか?桑路建塗の「床コンクリート研磨」なら、産業廃棄物の削減と現場の維持費削減を同時に実現できます。現状の床がどれほどの環境負荷を生んでいるか、プロの視点で無料診断いたします。


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