皆さんこんにちは。
兵庫県神崎郡で建築現場における左官工事全般を手掛けている桑路建塗株式会社です。
現代の左官職人の役割が如何に変化し、特に若手の職人が増える背景にはどのような要因があるのかを探ります。
建設業界では高齢化が進む一方、新しい技術や知識を持つ若者たちの能力が求められています。それでは、時代と共に進化する左官職人の魅力と、その道を選んだ若手たちの動機について詳しく見ていきましょう。
■時代と共に進化する左官職人の役割
左官職人の役割は、時代と共に大きく変わり進化しています。かつては、単なる壁や床の仕上げ役としての認識が強かった左官職人ですが、現在ではその重要性と多様性が再評価されています。特に若手の左官職人が増えている背景には、建設業界の高齢化問題だけでなく、新しい技術の登場とそれに対する若者の対応力が挙げられます。
まず、現代の建築物は伝統的な技術と最新の技術が融合しているケースが多く見られます。環境に優しいエコ素材や、高度なデジタル技術を使った設計が普及しつつあります。これにより、若手左官職人が持つ柔軟性と学びの意欲が非常に重要となります。新しい技術をいち早く取り入れ、実際の現場で応用できる若手の力は欠かせません。
また、リフォーム市場の拡大も若手左官職人の需要を高めています。新築よりも古い建物の保存や再利用に関心が高まっているため、左官職人の伝統的な技術と新しいデザインセンスが求められています。若手の左官職人は、古き良き技術を学びつつ、現代のニーズに合った新しい方法も試みることが必要です。
さらに、SNSやYouTubeなどのプラットフォームを利用して情報を発信する若手左官職人が増えています。これにより、職人の仕事が可視化され、若年層の職業選択としての魅力が向上しています。自身の技術や作品を発信することで、若手左官職人は自己ブランディングを行い、さらなるキャリアアップの機会をつかんでいます。
以上のように、左官職人の役割は時代と共に進化し続けています。そして、若手左官職人の登場がこの進化を加速させているのです。
■左官職人の魅力とは
・自分の手で唯一無二の空間を作れる
左官職人の仕事は、モルタルや漆喰などの素材を使って、壁や床、天井などを仕上げていく創造性と技術力が求められる高技術職です。単に材料を塗るだけでなく、模様やテクスチャを施したり、色を付けたりすることで、世界に一つだけの空間を作り上げていくことができます。
・社会貢献度の高い仕事
左官職人の仕事は、建物の壁や床を作るだけでなく、防火や断熱などの機能性を持たせる役割も担っています。近年では、環境に優しい素材を使った左官仕事も増えているため、社会貢献度の高い仕事として注目されています。
・職人としてのやりがい
左官職人の仕事は、一朝一夕にできるものではありません。しかし、努力を重ねることで、自分の手で美しい空間を作り上げていくことができるという職人としてのやりがいがあります。また、ベテラン職人から技術を継承したり、弟子を育てたりすることで、伝統を守っていくこともできます。
左官職人は、体力と根気が必要とされる厳しい仕事ですが、やりがいと魅力のある仕事です。若者にとって可能性を秘めた職業と言えるでしょう。
■なぜ若手の左官職人が増えている?
・社会情勢の変化と左官職人の仕事内容の変化
かつては「3K(きつい、汚い、危険)」と敬遠されていた左官職人の仕事ですが、近年では「高収入」「やりがいがある」といった側面が注目されています。また、IT技術の導入や新しい素材の開発によって、作業環境や仕事内容も大きく改善されています。
・左官職人の魅力が見直されている
左官職人の仕事は、自分の手でオンリーワンの空間を作り上げていく創造性と技術力が求められる高技術職です。また、近年ではデザイン性の高い左官仕事も増えているため、感性を活かせる点も魅力の一つとなっています。
・教育制度や就職環境の整備
近年では、左官職人を養成する専門学校や職業訓練校が増設されており、資格取得も比較的容易になっています。また、大手住宅メーカーやゼネコンなどでも左官職人を積極的に採用しており、就職環境も改善されています。
・社会貢献度の高い仕事
左官職人の仕事は、建物の壁や床を作るだけでなく、防火や断熱などの機能性を持たせる役割も担っています。近年では、環境に優しい素材を使った左官仕事も増えているため、社会貢献度の高い仕事として注目されています。
・マイスター制度や技能五輪などの普及
国や業界団体では、左官職人の技術と地位の向上を目指して、マイスター制度や技能五輪などの取り組みを推進しています。こうした取り組みは、若者にとって左官職人という職業を魅力的に感じさせる要因となっています。
■実際に桑路建塗で働いている職人にインタビュー!
今回は、左官職人として弊社で活躍している若者にインタビューを行いました。
なぜ彼が左官職人という道を選んだのか、左官職の仕事の魅力について伺いましょう!
桑名海斗さん(22才)
入社歴:入社3年目
Q.普段のお仕事の内容を教えてください
A.普段は左官工事を行っています。
Q. なぜ入社しようと思いましたか?
A.仕事の様子を見させてもらうきっかけがありまして、最新機械の研磨機を使って床が綺麗になるのを見たとき、自分もこの仕事をやってみたいと思いました!
Q.実際に入社してみてどうですか?桑路建塗はどんな会社ですか?
A.業務中は厳しく先輩方に指導していただいてます。
ここだけ聞くとかなり厳しい会社かと思われるかもしれませんが、仕事以外や休憩中は皆さん優しく接してもらえるのでメリハリのある良い会社だと思っています!
また、代表が小さな悩みでも親身になって相談に乗ってくれるので、自分を表現しやすい会社です。
Q.働いていてよかった事、嬉しかった事、やりがいを教えてください。
A.現場が完成した事も嬉しいですが、何よりお客様に喜んでいただけた瞬間が一番うれしいです!
自分の施工した床が綺麗になり、お客様から「わあ!」と歓声が上がった時はとても嬉しかったのを今でも覚えています。
Q.逆に辛かった事、大変だった事はありますか?
A.技術職ではよくあるかと思いますが、自分の技術が思うように向上しないことですね。自分が成長していないと感じて落ち込んだ時は辛かったです(笑)
ですが、自分の悩みを先輩や社長が真剣に話を聞いてくださり、励ましてたことが今も続けられている理由だと思います。
「そこから頑張ろう!」と思うことができました。
Q.どんな人が向いている会社(仕事)だと思いますか?またはどんな人材を求めていますか?
A.左官は技術職なので、やる気と技術を求められます。ですので、成長のチャンスもたくさんあると思います。
新しい技術もどんどん学んで、左官職人としてのスキルを磨き、より高いレベルでの仕事をこなしていきたいです。
Q.今後の目標をおしえてください。
A.将来的には職長として現場を1人で受け持てるようになりたいです。
そのためには先輩達のように、補修やコンクリート業務も出来るように技術を極めていくことが今の目標ですね。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は若手の左官職人が増えている理由と、その魅力について詳しくお話しました。建設業界では、伝統技術の継承と新しい技術の融合が欠かせない要素となっています。
桑路建塗株式会社でも、多くの若手職人がその技術を磨き、職業としての左官の魅力を再認識しながら活躍しています。若手の右腕となることで、技術と情熱が未来の建設業界を支えていくのです。
桑路建塗株式会社は一緒に働く仲間を募集しています。
創業から100年以上の歴史ある会社ですが、昔からの伝統工法も守りつつ、常にその時代にあった最新技術と品質向上に情熱を注いできました。
そして、職人のみなさんの成長を大切にし、技術の向上をサポートしています。技能の資格取得には積極的にバックアップし、経験豊かなメンバーがあなたの成長をサポートします。
また、未経験の方も心配ありません。私たちは熱意を重視し、未経験者でも丁寧に指導いたします。先輩の職人が基礎からじっくりと教えてくれますので、安心して取り組んでいただけます。
一緒に素晴らしい左官工事を実現しましょう!お気軽にご応募ください。
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